[レビュー]今Fire HD 10を買う理由

左が本体、右が箱です

時代はHD 8或いはHD 8 Plusだという所ではありますが、あえて今Fire HD 10を購入しました。まだ買ったばかりですが、今のところかなり気に入っています。
今回は、何故今HD 10を買ったの?何処が良いの?という所をご説明したいと思います。

  1. そもそもFire HD 10とは
  2. なんで今Fire HD 10買ったの?
  3. 買ってみての感想
    1. メリット
      1. サイズ感
      2. 容量
      3. 動作
    2. デメリット
      1. Androidタブレットではない
      2. サイズ感
  4. 総論
  5. 使うにあたってのポイント


1.そもそもFire HD 10とは

今更ご説明する必要は無いかもしれませんが、Fire HD 10はAmazonで販売されているタブレット端末です。Andoridをベースにした独自OS(Fire OS)を搭載しており、Amazonのコンテンツを利用するのに特化しています。
主な用途としては以下のようなものがあります。
・Kindleストアで購入した電子書籍の閲覧
・Amazon Primeビデオの視聴

Fire HD 10は、Fireタブレットの内、画面サイズが10.1インチ、1080pフルHDディスプレイ(1920×1200)という、現在販売されているFireタブレットの内最も大型のものです。

重さは504g。500mlのペットボトルより重い感じです。手に持つと結構ずっしり来ます。純正カバーをつけると更に。

サイズ比較として適切かは分かりませんが、手元にiPad miniがあったのでそれと比較するとこんな感じです。

左がFire HD 10、右がiPad mini

厚さはこんな感じ。大体厚みはiPad miniの2倍くらいでしょうか。


2.なんで今Fire HD 10買ったの?

基本的な情報はこれくらいとして、私が何故今Fire HD 10を購入したかをご説明します。
ポイントは2点程あります。

・電子書籍用の端末が欲しかった
・寝る前に弄るAndroidタブレットが欲しかった
・Fire HD 8 Plusが売ってなかった

電子書籍を読む時、特にプログラミング関係の参考書など、固定レイアウトで作成された本に関しては、文字が細かく、7.9インチのiPad miniでは読み辛い時がありました。なので、もう少し大きめのサイズで読みやすい端末が欲しかったのです。

加えて、寝る前に動画を見たりするためや、ゲームポチポチやったりするための端末があったらいいなぁと思う事がありました。

そんなタイミングでFire HD 8及びHD 8 plusが出たので、「これはいいんじゃないか?」と思ったものの、残念ながら次回入荷未定等と言われ…。
そもそもサイズ的にもう少し大きい方がいいよなと思った結果、Fire HD 10に目が留まり、迷った末に購入したという感じです。

総合的には現状満足していますが、若干不満な点もあります。次はその点についてご説明したいと思います。


3.買ってみての感想

1.メリット

1.サイズ感

デカい!!
予想以上に重い!!
ずっしり来ます。
これのお陰で、かなり「本を読んでる」感と、謎の満足感が得られます。
勿論それだけではないです。画面が大きめなので、前述のように電子書籍として最適化されていないものであっても読みやすい!!手元に置いて読みながらパソコン叩いて…みたいな事が凄くやり易いです。
解像度が高いので、画面も綺麗です。HD 8は1200×800なので、動画を見たり綺麗な本を読みたいという場合にはHD 10の方がいいと思います。

2.縦置き出来る

純正カバーをつければこんな風に縦に置けます

純正カバー限定ですが、縦置き出来るというのは個人的は重要なポイントでありメリットだと思います。

何故かというと、縦で表示すると文字が読みやすく、前述のように参考書を片手に勉強を…という時に便利だからです。

しかし、縦置きに対応したカバーというのは、探してみた限りあまりありません。スタンドに立て掛けて…というくらいです。

しかしこのFireタブレットの場合、カバーのみで縦置き出来ます。そのため、机の上の物を減らす事が出来、意外と重宝します。

3.動作

セールで安く売っていた昔のFire7インチ等を持っている方には、いまいち信じて頂けないかもしれませんが、Fire HD 10は(Fireタブレットとして使用する分には)十分サクサク動きます。
本を読んだり動画を見たり…という用途には、今のところ全く不自由していません。
ゲームも、Amazonストアのゲームをプレイする分には十分動作します。
加えて、これは自己責任ですが、DMMのAndroidアプリなども使えますので、艦これをプレイしたりも出来ます。ただしこちらは少しカクカクします。
このように、用途を絞った使い方をする分には、コストパフォーマンスは高いと言って差し支えないと思います。

2.デメリット

1.Androidタブレットではない

重要な点ですが、これは厳密にはAndroidタブレットではないので、その用途で使用しようとすると色々弊害が出ます。
まずGoogle Playがありません。なのでAndroidアプリを入れる事は出来ません。Fireに対応しているアプリであれば、Amazonからダウンロードする事は可能ですが、その数も限られています。
一応、とある方法を使えばGoogle Playにしかないアプリを入れたりという事も出来るようなのですが、そこは自己責任となりますので、ここでは触れないでおきます。
あくまで本や動画を見るための端末として購入される事をお勧めします。
※とはいえ、全くゲームが出来ないわけではありません。最新の物はあまりありませんが、パズドラやモンスト、黒猫など定番と呼べるソシャゲは用意されています。FGOやアズレンはありません。

2.サイズ感

メリットでもあるのですが、デカいです。
片手では持つのが厳しいくらいの横幅です。そのため、両手で持つか、カバーなどで立て掛けて使うのがデフォルトとなります。
そういうわけで、俺は片手で本を読みたいんだ!!という方にはお勧め出来ません。
そういう方にはKindleかFire7等の小さめの端末をお勧めします。


4.総論

さて、メリットデメリットをご説明しましたが、最終的にどんな人にお勧めできるかという点です。

次のポイントに該当する方にはお勧め出来ると思います。
・参考書(特に固定レイアウトで作成された本)を良く読む方
・安い10インチのタブレットが欲しい方
・Prime会員で良くPrime Videoを見ている方/見ようと思っている方

総じてですが、基本的にFireタブレットは、Amazonさんのコンテンツ利用が前提です。それに集中したいという方、それ以外には使用しないという方には文句無くお勧め出来ると思います。その中でもFire HD 10は、大きめの画面・解像度の高い画面が最も売りとなる部分です。そこに惹かれる方で、デメリットに目を瞑れる方や、デメリット以上にメリットに魅力を感じる方は、検討に値する品だと思います。


5.使うにあたってのポイント

実際に購入される際は、MicroSDカードも一緒に買う事をお勧めします。

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感想(1件)

32GB/64GBという本体容量は、動画・アプリ・電子書籍などで意外とすぐに埋まります。外付けのMicroSDカード(最大512GB)はあった方がいいです。動画や電子書籍は、MicroSDカードに保存する設定がありますので、これを有効にしましょう。

逆に言うと、あまりアプリを入れず、動画や電子書籍にだけ利用する予定の方は、外付けのMicroSDカードを用意さえすれば、本体は32GBでも十分事足りると思います。

※MicroSDカードを内蔵ストレージとして利用するオプションも用意されているのですが、MicroSDカードの劣化が酷くなりそうなので、これはあまりお勧めしません。実際にFire HD 10で試したわけではありませんが、私はAndroidスマホでそれをやって、動きが怪しくなる事が多かったのでやめました。


いかがでしたでしょうか。(あんまりこれ言いたくない)
Fire HD 10には良い所も悪い所もあり、手放しに「是非買うべき!!」とは言えませんが、納得して買う分には十分満足出来るものだと思っています。
迷っている方の参考になりましたら幸いです。
最悪、艦これ専用機にするという手もあります。

使い続けた感想なども何れ書きたいと思います。

また、「こんな事は出来るの?」「こういう部分はどう?」など、使用感に関するご質問などありましたら是非コメントお寄せください!!

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1件の返信

  1. 7月 12, 2020

    […] 先日は触れなかった、FireタブレットにGoogle Playを入れてみるという件。 […]

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