[レビュー]DX9 Gewalt(非正規TF)
※本記事は非正規TFの紹介です。入手やその他に関しては自己責任でお願いいたします。
私が好きな玩具は、弄っていて楽しいもの、特に変形が独特でかつ手軽に弄れるものです。
ダイアクロンのトライヴァース系列やダイアバトルスV2などはその典型例でしょうか。気軽にガシガシ遊べるのが大変楽しいです。
今回ご紹介するのはそんな系列の一つと言っていい程出来が良い、某トリプルチェンジャーのそっくりさん、DX9製、ゲバルトです。
この玩具は三段変形しますので、まずは第一形態、タンクモードから。


キャタピラそのものは回転しませんが、コロ走行が可能です。
後ろの排気口もタンクっぽく再現されています。
とはいえ、三形態の内、一番割りを食っているのはこの形態でして、色合いも含めてちょっと無理があるように見えるかもしれません。

それでも砲塔が回転するなど、タンクらしく遊ぶ事は十分可能です。
(大体回転は左右にそれぞれ20度前後、ちょっと回るかな程度ですが)
ここから飛行機に変形しますが、その過程がすごいのです。


砲塔を含めた戦車上部をまとめて一気にひっくり返すのです。
これが楽しい!!凄い!!一気に姿形が変わるので見ていて本当に驚きます。
こんな仕組みでも各形態の保持力などには全く支障を来さない設計も凄い。



そうして完成するのがジェット機モード。
タイヤで接地出来るのでこちらもコロ走行可能です。
上部は真っ平になっていて、色合い以外は正しくジェット機。

背面です。
タンクのどこがどこに移動しているかわかりますか?
弄ると納得出来るのですが、一見しただけだと難しいかもしれません。
背景はともかく、こういう変形ギミックへの驚きがあるのがとても良い玩具だなぁと思う次第です。
さて、更にここからロボットモードへ変形です。



途中省略、ロボットモード。
タンクの上部をひっくり返した後は、翼の部分をまたひっくり返す。一気にフォルムが変わります。
体型は私としては大変好みな箱っぽいロボです。スマートさはありませんがそこがいい。

なお尾翼は回転させる時に他の翼に干渉しやすいので注意が必要です。

また、拳の格納が独特で出し辛いので、中指近くのとっかかりに爪を引っ掛けて引き出すか、マイナスドライバーなどの細くて硬い棒で持ち上げるように引き出すと良いと思います。

可動はこんな感じです(分かり辛い)。
主な可動を書くと以下の通り。
- 腕:横に90度、前方90度展開可能(どちらもクリック間接)
- 肘:二重関節で180度回転可能
- 腰:左右30度くらい回転可能(クリック間接)
- 足:前方75度、後方20度くらい、横に75度くらい展開可能(写真が限界、クリック関節)
動画でないのがもどかしい。
ポージングには不自由しない程度の可動はちゃんと備えていますとだけ分かって頂ければ幸いです。

正座も出来ます。


武器として、紫のクリアパーツで出来た剣と、紫一色の銃が付きます。どちらの手でも持つ事が出来ます。
更に砲塔が銃に変形するので持たせる事が可能です。
残念ながら砲塔以外の武器はタンク、ジェット機では余剰となります。ここだけちょっと惜しい。
※一応マウント出来なくもないですが、ちょっと不格好というか似合わない感じになります。
というわけで、DX9 Gewaltでした。
オススメして良いか悩む背景は持っているものの、出来としては抜群に良く、一製品としては大変にオススメ出来ます。
単純にロボット玩具として優れていると思いました。非常に完成度の高い逸品です。
ただ非正規という宿命上、品質面では問題がある場合があります。私も一部組み間違えなどがありました。
もしお買い求めの際は、Amazonのレビューなどで、初期不良に対応してくださる店かどうかを確認した上で、自分で組み直す覚悟を持った上でお願いします。
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